原始星-誕生初期の段階である天体のこと
原始星とは、誕生初期の段階にある恒星のことです。分子雲(暗黒星雲)の中では重力によって物質が収縮しますが、その結果として星が生まれ始めます。収縮を始めてから可視光でも観測できるおうし座T型星になる前の状態までを指して言います。
暗黒星雲が近くの超新星爆発などによる衝撃波を受けることで、物質の濃淡が出来、この時、濃くなった部分は重力が強くなるため周囲の物質を引きつけてさらに物質の濃度が濃くなります。そうすると重力が強くなっていき、加速度的に濃度が濃くなり、原始星が誕生します。周囲の物質が超音速で落下していくために衝撃波面が形成され、その面において落下物質の運動エネルギーは一気に熱へと変わります。そのため、主系列星よりもとても明るく輝くこととなります。自己の重力によってゆっくりと収縮していく中で重力エネルギーの解放で徐々に中心核の温度が上がっていき、可視光でも観測できるようになり、さらに中心核の温度が上昇して水素の核融合反応が始まると主系列星となります。
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